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第32期生卒業式

令和3年3月2日(火)

 第32期生の卒業証書授与式が行われました。卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。今年度はコロナとともに歩んだ1年間でした。卒業生にとっては高校生活最後の年、勉強に部活にどのように過ごすか友人たちと思い描いていたことと思います。しかし、自宅学習が続き、部活動は制限され、試合やコンクールは中止になり、各種行事も中止を余儀なくされました。そんな学生生活でも前を向き、今できることを精一杯頑張り、卒業式を迎えられた皆さんに心から拍手を送ります。

 コロナ禍の中で出席者を各家庭一人の保護者に限定したり、内容を簡略化したり、様々な工夫を重ねて卒業式を開催していただけたことに、保護者として感謝しています。

 

 卒業式では校長先生が「自分を見つめるもう一つの目」を大事にしようとお話しくださいました。迷った時には、死んでいくときに「選んでよかった」と思える選択をしよう。そのためにはもう一人の自分に相談しようと。そして「自分を大切に、周りの人も大切にしよう」という校長先生のはなむけの言葉を胸に、これからの人生を切り開いていってほしいと思ます。

 保護者を代表してPTA会長からは「No Rain,No Rainbow 」を皆さんに贈ります。卒業式当日の朝、空に虹がかかっていたことに気が付きましたか?苦しいことの後には必ずいいことがやってきます。苦しいときに何をするのかが、今後の人生を実りある豊かなものにしてくれるでしょう。「花の咲かない寒い冬は下へ下へと根を伸ばす」しっかりと根を張り、自分の花を咲かせてほしいと思います。